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大牟田・三池のよかばんも!

大牟田・三池のよか話を綴っていきます。

 

伝説 ホーゼの話 [大牟田・三池の民話]

黒崎の海岸には昔からホーゼ(にな貝)と呼ぶ巻貝が沢山生息しておりました。
ところでこの黒崎には古くから「ホーゼを喰べてはならぬ」との言い伝えがあって、
今でもホーゼは喰べません。

そのいわれについて古老は「昔、氏神様(玉垂神社の御祭神、武内宿禰を指す)が
海に流されなさったとき、ホーゼが現れて神様をお助けしたので、黒崎のもん(者)
はホーゼを喰べんようになった。」と話してくれました。

尚、このことについて本木栄著大牟田市史には「高良大明神こと武内宿禰が九州監察
の折、或る日筑後川に舟を浮べて遥に我が黒崎の秀美に心奪はれ、舟を寄せんとしたが

中途にて干潟の為に舟動かず困り果てし折から無数のホーゼ貝現れ宿禰の舟を前後左右
より取り巻き押し上げして遂に黒崎の浜辺へとお連れ申したというので、今に黒崎の土民

は高良大明神の眷属としてホーゼを絶対に崇め、決して喰はないそうである」と記述して
あります。

また、一説によれば「実はこのホーゼは黒崎の土民のことであって、神様は土地の人に
助けられてたということらしい。したがって神様は助けてくれた土民に対し、年貢のとり
たてを免除するとの恩賞を給った」との話を先輩から聞かされたこともある、と古老の
一人が語ってくれました。

伝説 ホーゼの話 伝説と古墳の里「黒崎物語」


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